大行列になっている
「大行列になっています」
テレビのニュースをつけた途端、その大行列が写っていた。
夜遅く帰ってきた私がテレビのニュースをつけた時、
その光景が報道されていた。
「どうしたんだ??」と思った私はニュースの話を聞いて納得した。
それは、昨年末にある歌手が歌った場所だったからだ。
ご存知の方も多いかもしれませんがとある美術館です。
「テレビの影響って大きいな〜」
そんなことを考えながらニュースを見ていた。
その解説によると、なんと例年の3倍のお客さんが押し寄せているらしい。
テレビの影響力はまだまだ健在!!
テレビやマスメディアの影響ってやっぱり大きいですよね。
ある番組で放送されるとスーパーから品物がなくなる。
テレビの取材を受けると、次の日から行列のできるお店に変わる。
そんな話はよく聞きます。
私の知り合いのお店でもありましたよ。
でも、残念ながらそれって長続きしない場合が多い。
ようするに「ブーム」と言われるタイプの話だから。
その「ブーム」が過ぎると一気に下火になるわけです。
本当は「ブーム」の時に、しっかりと新しいお客さんをつかむ努力を
することが大切なのですが、「ブーム」になるとそれができないのです。
だから結局は「ブーム」が去ると一気に下火になってしまう。
そんな例は挙げようと思えばいくらでも挙げられますよね。
新しいお客さんを集めること
ビジネスでは、常に新しいお客さんを探し続ける努力が必要です。
今どんなに順調でも、今いるお客さんが永遠とあなたのお客さんである
保証はどこにもない。ある調べによると、10%ぐらいのお客さんは
毎年減っていくらしい。
だから、あなたも、私も新しいお客さんを見つけ続けるのだ。
しかし、新しいお客さんをどのように見つけるかは
新しいお客さんを見つける以上に重要なことですよ。
例えば、マスメディアに取り上げられることで
一気にお客さんが増える。
ただそのお客さんが、必ずずっとあなたのお客さんになるかは
全くの別問題ですからね。
その方法は本当に必要か??
前に書いたように「ブーム」とともにお客さんも去る。
その可能性はとても高いですからね。
せっかくの新しいお客さん。
でも「ブーム」が去ったら、誰もいない。
そんなことも起こりえますから。
だからこそ
「どのように新しいお客さんを集める」かは大切なのです。
これをきちんと考えないで安直な方法で集めると
「なんだったんだあの時は・・・」という悲しい結果になりかねない。
もちろん、マスメディアに取り上げられることが悪いことではないですよ。
問題は、そのあとにどのようにお客さんを定着させるかを
考えているかなのです。それがないと・・・無駄になるわけです。
だからこそ、あなたのビジネスにマッチする
お客さんの集め方を実践する必要があるのです。
もしかしたら、あなたのビジネスでは
大きなメディアを使うよりも、
地道にお客さんを集める方が適しているかもしれませんから。
安易な儲け話がないように、
新しいお客さんを集めるのにも安易な方法はない。
そう考えていたほうがいいかもですね。