次から次へ
私の目の前の人。
ずっと話を続けている。
もしかしたら、私が「ストップ」と言わない限りずっと話をしているのではないか?
そんな感じだ。
私はその人の話を聞きながら相槌と合わせて一言はさんだ。
「少し話を整理しませんか?」
今私の目の前にいる方はとても優秀な方。次から次へとアイデアが浮かんでくる。もしかしたら、あなたの周りにもいるかもですよね、そんな方が。
アイデアを聞いていると楽しいのですが、今回の話は、話を聞きながら楽しく時間を過ごせば良いわけではない。その人と一緒に考えなければならない。
だから私は、まずは話を整理することを提案したわけです。やりたいことが沢山あったりアイデアをいくつも持っているとどれもこれもやりたくなりますよね。実は私もそうですから、その気持ちはよくわかる。
ただ考えてみましょう。
それをできる資源は無限ですか?
それをできる資源は有限ですか?
無限であれば、なんでもできますよ。でも、有限であれば・・・・限られたことしかできない。だから、話を整理して「絞り込む」ことが必要なのです。
スタートするには・・・
そこから全てがスタートするわけです。特にスタートアップや開業間もない人は
絶対に「絞り込み」は必要です。でも「絞り込み」って結構怖いんですよ。正直。
だって「もしかしたらこの人も・・」って絞り込んだ人以外にもお客さんになる人がいるかも?って考えてしまう。それでも、やっぱり「絞り込み」は絶対です。
「絞り込み」とは?
実は、これはマーケティングの世界では当然のように言われていることです。だから、あなたもご存知かもしれません。
ただ、「それをしていますか?」と言えば、そうではないかもしれない。
そもそも「絞り込み」を勘違いしている人もいる。
「絞り込み」は、お客さんであれば一人、ようするに「個人」までに絞り込まないとダメなのです。
業種とか会社ではなく、「個人」として一人に絞り込む。「こんな人」ではなく
「だれのだれべえさん」って個人に絞り込む。これが「絞り込み」なのです。
どうでしょう?
あなたはお客さんを個人レベルまでに絞り込んでいますか?