昔のゴルフ場では
先日ある方とお話をしていた時に昔のゴルフ場の話になった。
「昔のゴルフ場は、とにかくキャディさんが偉そうだった」
確かに私にもそんな記憶がある。今では絶対に何ことでしょうけど・・・。
その話でちょっと思い出したことがある。私が若い頃、当時では最高に難しいクラブ(だと思う)を買ったことがあったんです。それをある名門と呼ばれるコースで使った。
当然キャディさん付き。そのキャディさんが年配の人で若い私を完全に下に見てる。一緒に回っていた人は全員年配。その状況で私がミスショットをした。
その時のキャディさんの一言
「お客さん、そのクラブお客さんには打てないわ」
まぁね確かにミスはしましたよ。でも「そんなことあんたに言われないでもわかっているわ!!」って内心で思いましたが・・・汗。
もちろん今はそんなことはないですよ・・というか最近はキャディさんいないですからね。でも最近は絶対にそんなことはないでしょうね。今そんなことをしたら大変なことになりますよね。まぁ良い時代の話です。
誰からのダメ出しですか?
現代は「褒めて伸ばす時代」そんなこと言われますよね。確かにそれはわかりますけどね〜私は「ちょっと違う」と思っていますが。時には昔のキャディさんの「ダメ出し」も必要ですよ。
ところで、マーケティングや営業活動での「褒める」ことや「ダメ出し」ってなんだと思いますか?
よく勘違いをされている方もいらっしゃるのですが、上司が出す「褒める」のも「ダメ出し」も全く違いますよ。あなたのマーケティングプランや営業活動について「褒める」のも「ダメ出し」するのも決して上司ではありませんから。
あなたのマーケティングプランや営業活動を「褒める」のも「ダメ出し」できるのは世の中に一人しかいません。
それは「あなたのお客さん」だけ。
お客さんが反応してくれれば、マーケティングプランや営業活動を「褒めてくれている」ということです。
逆に反応がないのは、お客さんが「ダメ出し」をしているということ。これしかないのです。
とってもシンプルな考え方ですよね。あなたのマーケティングプランも営業活動も、「褒める」も「ダメ出し」もできるのは「お客さ」だけですから。
全ての基準はそこです。