あるスポーツショップでの話
ブラブラしている私の隣で、
可愛い店員さんと男性のお客さんが
楽しそうに盛り上がっている。
「そんな風にできたらいいですよね」
そこはあるスポーツショップ。
お客さんと店員さんが商品を見ながら盛り上がっている。
話の詳細はわからないけど、
きっとその商品を使うと、
「こんなことができる」とか「こんな風に勝つことができる」
「こんなプレーができる」
そんな話をしているのだろう。
そんな風にプレーがしたい!!
お客さんも店員さんも、
「そんな風にプレーしたい」のだろう。
どんなショップでも、上のような話はよくある会話。
特にスポーツショップではありがち。
さらに言えば、道具を使うスポーツではまさにあるあるでしょう。
今流行りのテニスだってそうだ。
本当はね、上手い人は道具がなんでも
ある程度は上手いですよね。
もちろん道具は大切ですけど、
本当はその人の腕前が重要になるわけです。
そんなことは頭でわかっているのですけど、
それとは別の頭が「これを使えばあんな風にプレーができる」
そう思ってしまうのですよね。
でも、その気持ち私もよ〜くわかりますよ。
ビジネスの場面でも
あなたがどのようなビジネスをしていても、
どんな職種でも、必ず誰かに何か売っている。
売っているものが、「形あるもの」のこともあるし
「形がないもの」のこともある。
でも、何かを売っていることには変わりない。
「形があるもの」と「形がないもの」では売り方が多少異なる。
それでも共通して「このようにしたほうがいい」ということがある。
これはある意味、ビジネスの鉄則ですね。
わかりますか??
・・・・・・・
相手にイメージさせる
それは
「それを使った時に、使った人がどうなるのかを想像させる」
要するにそれを使ったら、
「将来自分はこんなに素晴らしくなる」
ということをイメージさせること。
これがものを売る時に絶対しなければならないことなのです。
前出のスポーツショップように対面販売は
目の前にお客さんがいるので簡単(ではないけど)に
ある程度はできます。
なぜならば、目の前に話をしている相手がいるから。
その人の表情や態度がわかるから、チェックしながら話をできるので
やりやすいわけです。
目の前に相手がいない時には
でも目の前に相手がいない時にはどうでしょうか?
例えばあなたがダイレクトメールを
使ってビジネスをしている場合は、
どうすればいいのでしょうか?
ダイレクトメールを使ってビジネスをしているときは
(直接お客さんと話をしないビジネスでは)
「誰に読んでもらいたいか?」を特定するのです。
そして、その人のことを考えながら
(その人の顔とか反応とかを想像しながら)
セールスレターを書くのです。
そうすれば、必ずあなたが決めた「誰」には伝わります。
それが伝われば、お客さんはあなたから製品を買う気持ちになります。
だから、対面ではない場合には、
まずは「誰に」読んでもらいたいかを決める。
そして、その人に当ててセールスレターを書くのです。
相手を買う気にさせる
対面であって、そうじゃなくても、
ビジネスでは「相手に買う気にさせる」
ことができなければなんの意味もありません。
だって、買ってくれないですからね。
だからこそ、相手に
「買う気持ちを起こさせる」には、
あなたは、あなた自身の製品やサービスをお客さんが使った時に
「どんな風になることができるのか?」
それをより強くイメージさせるのです。
そうすれば製品やサービスをお客さんは買いたいと思うのです。
今日の一番のポイントはここです。
それを使った時にどんな風になれるのか?
それを強力にイメージをさせることです