電車が止まっている
朝の情報番組にテロップが流れた。
「まじですか?」
私はそう思ってしまった。
その日は朝早くからある場所に行くのだった。
しかし、なんとそこに行く電車が動いていない。
「なんてこった!!」
そう思いながらいつもと同じように準備をした。
駅に行く道すがら
「まぁそんなこともあるよね」
そう自分に言い聞かせていた。
そして駅に着いたら運よく電車は動いていた。
「ラッキー!!」
そう思い電車に乗り、
無事時間通りに目的地に着いた。
定刻通りに動くもの
日本では電車の時刻表通りに動いている。
誰もがそれを信じている。
だからこそ朝の情報番組では、
電車が止まるとテロップが流れる。
誰もが「電車は時刻表通り」を信じているし
それを前提で行動している。
しかし、時にはその前提が崩れることもある。
そんな時に人は対処できなくなる
「こうあるべき」で考えている
ビジネスでも、私たちは多くの場合に
「こうあるべきだ」という前提で動いたり
考えたりしていることが多い。
例えば、営業マンのことを考えてみよう。
彼らはいつも同じようにお客さんを訪問して
一生懸命に営業をしている。
多くの人はそう考えている。
もちろん多くの営業マンはそうしていると思う。
しかし、それが「毎日」かというと
そうではないこともある。
どんなに優秀な営業マンだって人です。
だから調子が良いときもあれば
気分が乗らないときもある。
時には、お客さんのところに行ったふりをして
コーヒーを飲んでいることもあるかもしれない。
私はそれがダメだと行っているわけではない。
それが人として普通であり、
どんなに優秀な人でも「いつも同じ」はあり得ないのだ。
でも、私たちは営業マンには
「いつも同じように」と期待してしまう。
これも致し方がないことだ。
「いつも同じように動く」仕組みを作る
だからこそ私は特に売上を上げる方法については
営業マン以外の方法も作っておく必要があると考える。
そして、その方法は常に同じように
動いてくれるような方法だ。
人はそれを「仕組み」とも言う。
あなたも売上を作る「仕組み」を持っていれば
時に営業マンが思うように
動いてくれない時があっても安心できるのではないだろうか?
どうだろうか?
営業マンにだけ頼るのではなく
あなたも売上を作る「仕組み」を作ることができれば
もっと安定するのではないだろうか?