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最大2メートルの波は実は・・

最大2メートルって実は4メートル??

「最大2メートルの波って実は最大ではない??」

先日車でラジオを聞いていたらそんなことを言っていた。

「いやいやそれってやばいでしょ!!」

私はいきなりラジオをツッコミを入れた!!

だってそうでしょ!多くの人は「最大2メートル」と聞けば、その波の高さが一番大きな波だと思うわけですよ。でも、実際にはそれ以上の高さの波が来る。

それって、絶対にあってはいけなくないですか!!

あなたはこれ知ってましたか??

これは一体どういうことかというと・・天気予報で言われる「最大2メートルの波」というのは、実は本当の意味での最大ではなく、寄せてくる波の大きな方から3分の1の平均値が「2メートル」で、それを「最大」と呼ぶということ。

詳しくはこちらをお読みください。

「最大の波」は最大じゃない。東京大学 海洋アライアンス

https://www.oa.u-tokyo.ac.jp/learnocean/knowledge/0014.html

だから、「最大2メートルの波」は、波の高さの平均値であり、周囲と比較すると「最大」であって、その地域にくる波の「最大」ではない。

この場合には、その地域にやってくる波の「最大」は、予報で言われる波の「2倍」になることもある・・・マジですか!!(その理由は上記のサイトをご確認ください)

ということは、天気予報の「最大」は実は最大ではなく、本当の「最大」はその2倍「4メートル」ということ。

それって知らないとすっごくやばいことなんじゃないですか??

なんでこんなことが起こる?

上記のサイトの後半にも書いてある。これは情報を伝える側と受け取る側のミスコミニュケーションの問題だと。

多くの受け取る側は、知識がない故に「最大」と言われればそれが「もっとも高い波」と受け取る。しかし、情報発信側は、知識があり、「最大」の算出方法も知っているから「最大」はあくまでも「平均」であり、それ以上高い波が来ることも予測されている。

果たして、それってどうなのだろう??

あなたもそう思いませんか??

ビジネスの場でも起こるミスコミュニケーション

このようなミスコミュニケーションは、ビジネスの場面でも頻繁に起こりますよね。

クレームなんかもある種のミスコミュニケーションの場合が多い。

「こう説明したはずですが」

「いやそんなことを聞いていない」

これは、説明する側には知識が存在していて、説明する内容もわかっているから、その通りに説明をして自分は説明をしたと納得する。

だから「説明した」と言うわけ。

しかし、その説明を聞いている方は「知識」がないために、その話の内容を理解しているようで実際のところは理解していない。

だから結果として、「こうなりました」が理解できないのだ。携帯電話の料金とはまさにこれですよね・・汗

では、このような場合にはどうするのが良いか?

このような場合には、きちんと相手がわかるように説明をする必要があるわけですよね。それには、まずは「使う言葉」を変える必要があるかもしれないです。相手がきちんと理解できる「言葉」に置き換える。

「それってこういうことなんですよ」と伝える。

さらには、きちんとわかるように「表」や「グラフ」具体的な「数字」を出す必要があるかもしれません。

そのように説明をして、相手が理解したことをこちらも理解した上で話を先に進めないと必ずどこかでクレームになるのだ。

あなたのビジネスでミスコミュニケーションは起こっていませんか??

もし起こっているようなら、もう一度情報の「伝え方」を見直してみましょう。

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