エレベーターガール
「昔はエレベーターガールという人がいたな」
ふとエレベーターに乗った時に思い出した。今から25年以上前には、デパートのエレベーターには、エレベーターガールと呼ばれる人がいた。彼女たちの仕事は、お客さんを希望する会にご案内すること。でも、一時期は結構なりたい人も多かったはずですよ。
バブルが崩壊して、日本社会が「経費削減」に動き無駄なものは全て捨ててしまう世界になった時代の中でエレベーターガールも捨てられてしまった。
今はほとんどのデパートのエレベーターはセルフになった。(一部ではまだエレベーターガールがいるデパートもあります)
ではなぜ彼女たちがいなくなったのか?
それは。彼女たちの仕事がデパートにとって「成果を上げている」のかがわからなかったから。人件費がかかっても、収益を上げていると判断できれば今でも残っていたでしょう・・・からもしれない??(その他の問題でダメになりそうですが・・汗)
この流れの中でも、エレベーターガールがいるデパートがあるということはそれらのデパートはきちんとその成果を把握しているのでしょうね。
「不要な経費は削減する」
会社経営では真っ当なことですよね。バブルが崩壊した頃から「経費削減」が強く言われ始め、その一番初めに削られる対象になったのが「宣伝広告費」でしたよね。もちろん、上記のエレベーターガール(宣伝広告費の一部?)も削られました。
その中で多くの会社は一斉に「宣伝広告費」を削り始めました。でも、よく考えると実はそれっておかしな話です。だって「宣伝広告費」は、自分たちの製品やサービスを売るためにあるのであって、もしそれをしなくなったら製品やサービスが売れる可能性が減るわけです。
でもなぜ「宣伝広告費」は削られてしまうのでしょう?
そこには大きな問題が一つ隠されているのです。それは、その広告が「成果を上げているか?」という問いに対して、明確に応えることができないからです。
そのような広告が世の中にはとても多い。だから、わからないから「不要」と判断をして削減をしてしまうわけです。
もしかしたら、その広告が一番成果を出していたかもしれないのに?
そうだったとしたら、とっても損をしていることになる。
ではどうしたらそうならないのか?
これに対する答えはシンプル。
「広告の成果(効果)を計測する」これだけ。
その広告の成果(効果)を測定できれば、「成果(効果)を出しているか?」が判断できます。しかし、残念なことに世の中の多くの広告はその「成果(効果)」を計測することはできません。
もしかしたら、あなたの会社の広告も「成果(効果)」を計測していないかもです。
どうですか?
あなたの会社の広告は、その「成果(効果)」を測定できるようになっていますか?
もし「成果(効果)」を測定できないのなら・・
そこに無駄なお金を使っているかもしれませんよ。