「卒業式の後パーティーとかやったよ」
「そんなことできたんですね」
「集会所のようなところで100人ぐらいかな?」
「すごいそんなに人集まったんですね」
「あの当時はそれが普通だったような気がするけど」
「今そんなことできないですよ〜昭和っていい時代ですね」
これなんの話かというと、先日大学生の人と話をしていたら自分の高校時代に卒業式の後やったパーティーの話になったのだ。私は単なる参加者ですけどね・・爆笑
昭和の時代は良かった?
結構人も集まって盛り上がった。もう何十年も前。話は時効ですから言いますけど、当然ね・・・お酒もありましたよ・・。先生もいた??大汗。
きっと今の高校生では考えられないかもですが、そんな時代が昭和だったんです。きっと今の高校生から見ると、自由で楽しそうに見えるのでしょうね。
でも、私から見れば今の時代の方がはるかに素敵だと思いますけど・・・??
「隣の芝生は青く見える」
私の生きてきた時代よりも、若い人が生きている今の時代の方が、私にははるかに輝いて見えます。でも、彼らにとってみたら逆なのかもしれません。
実はこの「隣の芝生は青く見える」は知らず知らずのうちに、営業マンのトークやマーケティングで広告やパンフレットなどで使われているのです。
営業トークだとこんな感じ。
「実は、〇〇さんもxxからこれに変えてからずっとよくなったのです」
「あの会社も、今まで他で苦労していましたが、これにしてすぐに成果が出ましたよ」
パンフレットではこんな感じ
「いろいろなことに挑戦してみましたが全てダメ。でも、これを使ったらすぐによくなりましたよ」
お客さんの声のパターンですね。
これって、まさに「隣の芝生」ですよ。
理解して使う
暗にあなたに「あの人は使ってよくなりましたよ〜あなたはまだなんですか??」と言っているわけです。だから、営業トークやお客さんの声の中にさりげなく入れ込むだけで効果があるのです。
それでも漠然と使っているだけではそんなに効果が出ません。大切なポイントは、営業マンやマーケティングの担当者が「隣の芝生は青い」効果を狙っていることを理解しているということです。
理解していれば、効果的に活用することができる。でも理解していなければ・・・単なる言わされているだけで効果も半減する。そうなってしまうわけです。この違いは大きい。
だから営業トークでもお客さんの声でも単に言わされている、書かされているだけではなく「なぜそれをすると効果があるのか?」を知って活用することが大切になるのです。