「クレームは宝だ」
確かにその考え方は間違っていません。だからと言って「クレームを起こしてもいい」というわけではありません。できることならば「クレームは起こさない」のが良いことはどんなビジネスにおいても同じです。
だから「クレームは宝だ」という前に、まずは「クレームを起こさない」ことを考える。「クレームを起こさない」仕組みを作るのです。
ではどうすれば「クレームを起こさない」仕組みを作れるのか?
クレームを起こさないような秘訣はあるのか?
それは・・・・残念ですけど、秘訣も特効薬的なものはありません。そのようなものではなくやるべきことは「不満を感じさせない」ことなのです。
普通のことを普通にする
どういうことかというと、普通のことを普通にできるようにすることです。
例えば、お店だったらお客さんが来たら「挨拶をする」。これはごくごく普通のこと。当たり前のこと。でも意外とこれができないことが多い。
会社であれば電話がなったらすぐに出る。これも、当たり前のことです。
でも、あなたも感じることがあると思いますけど、電話をかけてすぐに出る会社って本当に少ない。ひどい会社になると、「今日は休みか?」と思ってしまうぐらい。
これで相手はどう感じるでしょうか??
こんな状況では、電話に出る前にクレームを作っているようなものですよね。お客さんの不満って、こんなところから発生することが多いのです。
だからまずは「クレームを起こさない」ためにも、あなたの会社では、一般的に考えて普通と思われることが普通に行っている仕組み化があるのか?
これを調べることです。
これだけでもお客さんの「不満」は減りますから。