荷物が見つからない
「確かあったはずなんですが??」
そう言いながら荷物を探している。
「大丈夫ですよ、特に急ぐものはないから」
そう言いながら私は自転車に空気を入れていた。
その日は、ちょうど出かけようと自転車のタイヤに空気を入れていた時に、いつもの宅急便屋さんの車が前で止まったのだ。
「小川さん荷物がありますから」
開けたスライドドアからドライバーの方がそう言って車の中に戻った。
荷物が多くてわからなくなる
しばらくしてドライバーの方が戻ってきて
「確かあったと思うのですが・・」
そう言いながら端末を見て
「やっぱりありました、ちょっと待っていてください」
「今の時期は荷物が多くて、どれがどれだかわからなくなるんですよ」
車に戻りまた探している。
確かに今の時期は大変だと思う。ただでさえ、最近は荷物が増えているのにそれにましてお歳暮とかがあるからね。
私は「大丈夫ですよ。まだ時間ありますから」そう言いながら自転車に空気を入れ終わった。
それと同じタイミングぐらいで
「あった!ありました、よかったです」
そう言いながら、ドライバーの方は茶色普通のダンボールを私に手渡した。
「確かにこれじゃわからないな、他の荷物と全く同だね」と心でつぶやきながら、梱包用の箱にも何か特徴がないと、いけない時代になっているのだと感じました。
同じような箱では
だって、普通のダンボールに送り状が付いているだけですから。
これじゃわからなくなりますよね。
周りの荷物と一緒にならないような工夫って必要ですよね。特に今の時期は宅急便の荷物が急増しますからね。
みんな同じような箱で送られているでしょうから、何か特徴が必要かもしれませんよね。
その点では「ZOZO TOWN」の箱はわかりやすいですよね。あとアマゾンも茶色ですけど、あの「アマゾンマーク」が入っているからすぐにわかりますよね。
すぐにわかるということは
すぐにわかるということは、宅急便屋さんもすぐに見つけられるということ。そしてそれは、何よりも「目立つ」ということですから。多くの人がみてもわかるし、多くの人に印象付けることができるということですよね。
もちろんマーケティングでも、目立つことは大切なことです。目立てば、人目につきやすいですからね。
AIDMの法則の最初のAは、AttentionのAですからね。注意を引かないとならないわけです。
例えば、あなたがダイレクトメールを送るとします。その時には、封筒が他と同じような風と出会ったら、多分わからずに手にとってもらえないですよね。
でも、もし真っ赤な封筒だったら??
少なくても「なんだろう?」と思って手に取るぐらいはしますよね。
もしかしたら、封を開けるかもしれないし。
だから、目立つということは大切なことなんですよ。
目立つことはマーケティングでも重要
もちろんダイレクトメールだけでなく、製品のパッケージも同じですよね。
周囲の製品と同じようなパッケージでは、見られる可能性は低くなります。だから、目立つような工夫が必要になるわけです。
またメルマガもそうですよね。見てもらうような工夫が必要になります。工夫するところはタイトルですよね、まずは。ただし、メルマガの場合は、あまりタイトルに凝ってしまうとスパムと間違わる可能性がありますから注意が必要ですけど。
多くの人は、ついつい製品の出来具合や中身(例えばダイレクトメールだとチラシとかレターとか)に力を入れがちです。でも、実はその前にすぐに見えるものの力を入れる必要があります。
ダイレクトメールなら封筒、製品ならパッケージです。
まずは、第一に手にとってもらうために、周囲とは違う何かが必要なわけです。。
製品だって、ダイレクトメールだって、今は見た目が重要なのです。