黒船がやってきた??
「へ〜それは大変ですね」
ある業界人との会話。その人曰く、業界の流れも随分変わったとのこと。
「昔は、大半が個人だったんですよ。その中での争いだから、そんなに影響を
受けなかった」さらにその人は続けて
「でも今は会社として、そのビジネスに取り組むところが増えた。だから個人は余計に大変になってきている」
私は個人的には、興味のないビジネスですが確かに、そのビジネスを個人でやっている人は私も何人か知っています。
個人商店 V.S. 大型スーパー
で、私はその話を聞きながら何を感じたか?
それは「商店街と大型スーパー」のことを考えましたよすぐに。大型スーパーが進出する前の日本は買い物のメインは商店街だった。
私が子供の頃もそうだった。しかし、そこに大型スーパーがやってきた。品揃えと安さを武器に。ようするに資本力を武器に商店街に殴り込みをかけたわけだ。当然資本力で劣る基本個人経営の商店は一気にスーパーに凌駕されてしまった。
そして、あなたも知っているように「シャッター商店街」なるものが作られていったのだ。
そして、そのようなことが別の業界でも起こっている。まさしく「個人商店」と「大型スーパー」の闘いが始まっているのだ。
もちろんその業界で昔からやっている人は「個人商店」。
新しく会社として参入したの「大型スーパー」。
この闘いがどうなるか?
これは、歴史を見るまでもなく明らかだ。
大きな力にどう対抗する?
では今までの「個人商店」はどうすればいいのか?
これに対抗するには方法は一つ。
「今までのやり方を捨てる」
そして「新しいやり方を生み出す」これしかない。
ただ難しいのはその業界に使っている人が「新しいやり方」を生み出せるか?
だろう。
さてその業界の行くへはどうなるか?
もちろん、その人にはアドバイスをしましたけどね。
時代も環境も変わる
時代は移り変わる。
それはある意味あなたのビジネスに外的要因として圧力を加えてくる。そうなると、昨日まで上手くいっていたことが、突然上手くいかなくなる。
それは、あなたの問題ではなくあなたの外で競争のルールが変えられたからだ。これは、どんな業界にだって起こる。あなたの業界は今平和かもしれない。
でも、そんな業界だからこそ変化はあっという間に起こるのだ。
もしかしたら、あなたのマーケティング戦略は「今までこのやり方で上手くいった」と言えるかもしれない。
しかし、そのやり方が明日も上手くいくとは限らないし、そもそも別のところに
競争のルールが動くかもしれない。だからこそ、上手くいっているときに同時に新しいことに着手する必要があるのだ。そうしなければ、必ずいつかはダメになる。
だけど悲しいことに人は、なかなかそこに気がつくことができない。何度もアドバイスしても無理なこともある。
そしてアイデアはあっても、それを実行に踏み切れないこともある。新しいことが生み出せれば良いが、それすらもできないことがある。特に業界にドップリだとね。
だからこそ、外部の人の話を聞く。これはとても大切なことだ。そして、その意見を取り入れる。
これはもっと大切だ。だって同じことを続ければ、必ずあなたのビジネスはジリ貧になるから。
昔の商店街のように。
ダーウィンの進化論の如く
「強いものが生き残るのではない。変化に対応できるものが生き残る」
わけですからね。