まさかの地元
「坂戸から来ているのですか?」
目の前の相手は驚いていた。そして、私が差し出した名刺を見て彼が言った。
「私たちの会社は東松山なんです」
「そうなんですか」
「先日大丈夫でしたか?」(水害のこと)
「自分は大丈夫でしたが、大丈夫でしたか?」
思わぬところで地元の話で盛り上がった。
先日「産業交流展」というイベントを見学しました。関東にある中小企業の展示会。情報収集を含めて色々な会社を見て回っていた。そして最後に回った会社がお隣町の会社だったのだ。こんなこともあるのですね。
これも何かのご縁というか、思わずお互いに顔を見合わせて笑った。
営業で関係性を作る時
営業で関係性を作る時「共通の話題を作れ」と良く言われる。それは、共通の話題で盛り上がれるからで、特に盛り上がるのは地元の話だ。
まさに私の話です。
でも共通の話題を作ることは難しい。なかなか見つけられないものだ。まぁだからこそ、共通の話題を作れると関係性が深まるわけだ。
ではなかなか作れない共通の話題を、簡単に作ることはできないのか?
共通の話題を作るコツ
実はこれにはちょっとしたコツがあるんです。そのコツは、共通の「敵」を作ることです。
業界内でもいいし、クレーマーのような人でもいい。お互いの共通の敵を作ることで、話が盛り上がることがあるのです。
あなたも普通の会話ではありますよね。共通の敵が出てくることが、まさにそれをお客さんとするわけですよ。
もちろんマーケティングでも使えますよ。ぜひ共通の敵を作ることやってください。確実に距離が縮まりますから。