今日は何をする会議?
「今日の会議は何をするのですか?」
今日の会議は次の会議の議題を決めるために開催される。冷静に考えればまさかの話。でも、こんな話がまかり通っているのが、現在の会社であったりします。
もちろん、あなたの会社ではないと思いますよ。でももしかしたら・・・ということもあるかもしませんよね・・まぁないでしょうけど。
ではなんでこんなことが起きるのか?
それは会社の中で「会議」という言葉の意味が曖昧で、かつ何を求められているのかも明確になっていないから。だから、会議のための会議をするようになるわけです。
「会議」とは何?
では、そもそも「会議」ってなんなのでしょうか?
デジタル大辞泉の解説ではこんな風に書かれています。
1 関係者が集まって相談をし、物事を決定すること。また、その集まり。「編集方針について会議する」「会議室」
2 ある事柄を評議する機関・組織。「日本学術会議」
何人かの人が集まって、何かを決めることが会議であることは間違いありません。でも、上記の定義には「何のために」が抜けています。
企業であれば、少なくとも「成果を出すため」となるわけです。だから、その意味では「次の会議の議題」を決めることは、果たしてその会議の目的に合うのかということです。
きっと多くの人は「必要ない」と答えるでしょう。でも、「必要ない会議」がまかり通ってしまうのが企業の怖いところです。
「不要な会議」どうしたらなくなる?
ではどうすればそのような状況を避けることができるのか?
これは極論ですが、簡単な方法があります。それはトップに権限を集中させることです。
ただここでの問題もあります。それは、トップ自らが無駄な会議を作る可能性があるということです
正直、これを防ぐ方法はありません。
ただ、一つだけあるのはある会議を行うときに、「どんな成果を出すためにその会議をするのか?」これを明確にすることです。
そして、もしそれが参加者の間え明確になっていないのであれば、そのような会議はすぐにやめるべきですよ。
もちろん、ここで書いているように簡単にはいかないですけどね。