「もらい泣き」もメカニズムは?
ついついもらい泣き。そんなことありませんか?
私は最近たまにあります。
でも、なんでもらい泣きしてしまうのか?
Yahoo!!で検索したら、こんな情報がありました。
ここで書かれていることは「共感」するからということです。
「そうなんだよね〜」
「わかる、わかる」
というそれですよ。
今風で言えば、「刺さる〜」ってことですね。
「全ての人」ではダメ?
私が普段コンサルティングでお話をさせていただく人の中には、こんなことを言われる方がいらっしゃいます。
「私の製品・サービスはどんな人でも使えます。だから、この製品・サービスは全ての人に使って欲しいのです」
確かに、そのお気持ちはわかります。そして、おっしゃる通りに全ての人に届けることがベストなのでしょう。
でもここではっきりと言います。
「それでは、その製品・サービスは売れません」
なぜ?
あなたの製品・サービスを売るためにはまずは、それを使うと思われる人に「こんな製品・サービスがありますよ」というメッセージを届ける必要があります。
そして、そのメッセージを受け取った人が「それって、私のためにあるものだ」と思ってくれるから、その製品を使ってみようとなる。
そう思う人がいて、初めてその「製品・サービス」は売れるのです。
「誰」という一人のためだから「共感」を得ることができる
だからそうなるためには、まずはあなたが発信するメッセージが「誰か」のためでなければならない。
そしてその「誰か」は一人であって、「全ての人」ではないのです。「全ての人」ではなく「誰か一人」なのです。
そうならないとあなたのメッセージは伝わらないわけです。ようするに「共感」を得ることができないわけですよ。
だから、あなたの製品・サービスを売るためには、まずはそれを使う人が「誰か」を考えて絞り込む必要があるのです。