ビジネスの目的は様々です。
「世の中を良くすること」を目的としている会社ある。
「世の中に変革を起こす」ことを目的にしている会社もある。
その目的は、一見すると全く別のようです。
しかし、違うように見える二つの会社でも、基本的なビジネスの目的は一つです。
その目的とは
「お客さんの問題を解決して、よりよい未来を提供すること」
これです。
個人に向けてビジネスをしている場合には「B to C」。
企業向けに向けてビジネスをしている場合には「B to B」。
みなさんそのように分類したがりますが、どちらも「問題を解決して、よりより未来を提供する」ことには変わりありません。
そして、あなたのビジネスでも同じです。
でも、時に人はその基本的な目的を忘れてしまう。
自分が良いと思うことだけをドンドン進めようとします。
そうすると何が起こるのか?
それは「顧客不在」ということが起こります。
そして、一見すると良いように見える製品やサービスも、その実は全くお客さんのためにならないものであるなんてことが起こるのです。
あなたの身の周りにも、「顧客不在」と思われるような製品やサービスがありますよね。
あなたの提供する製品やサービスは、もちろん問題ないですよね。
きちんとお客さんに目を向けている製品やサービスをご提供されていると思います。
でも、人はどうしても自分本位になりがちなんです。
だからついつい注意していても「顧客不在」になってしまいます。
では、「顧客不在」にならないためにはどうすればいいのか?
その方法はたった一つです。
それは、常にあなたがお客さんと接していることです。
どのような立場になろうと、
どのような仕事をしようとも
あなたにとって一番大切な「お客さん」と接し続けていることです。
常に「お客さん」のそばにいること。
それだけが「顧客不在」にならない唯一の方法です。