子供の頃私の住んでいた街は、いわゆる新興住宅街だった。
時代は、やっと大手スーパーが生まれた頃で、昔ながら商店街と良い意味でも、悪い意味でも共存していた。
私の中の当時の記憶は「商店街=焼き鳥屋さん」だった。
きっとあなたにも記憶の中にあるのではないか。昔ながらの商店街で、焼き鳥屋さんが店先で焼き鳥を焼いている姿が。
まさに私の住んでいる街はそんな街だった。
そして、その商店街に行くたびに焼き鳥のいい匂いに鼻を鳴らしながら「食べたいな」と思ったものです。
実は、この焼き鳥屋さんの店先で焼き鳥を焼くというのは、現代風に言えば優れた「マーケティング手法」です。
「ステーキを売るなシズルを売れ」
まさにこれなんです。
当時はきっとマーケティングなんていう言葉は、日本に存在してなかった(?)のに、私たち日本人は普通にマーケティング活動をしていたのです。
私は、日本人は絶対にマーケティングセンスを持っていると考えています。
しかし、それが活用されていない。
いや、いつの時代からマーケティングよりも、
製品が優先されるようになってしまったのです。
それは焼き鳥屋さんだって同じことです。
どういうことか?
それはちょっと長くなりましたので、この続きはまた明日書きますね!!