「Youtubeでは無理」と言いますよ

私は結構正直に話をします。だから嫌われることも多い。

例えばある会社からこんな相談があった。

「Youtubeを作ってお客さんを呼び戻したい」

私はこの話を聞いた時に即答で「お金の無駄だからやめましょう」と言った。

そしてその話はそこで終わった。

きっと営業的には「じゃYoutubeを作ってお客さんを呼び戻しましょう」と言えば、それだけで何百万ものお金が入ってきたかもしれない。

それはわからない。

でも、私はそれだけではお客さんは戻すことはできないし、戻せないとわかっているから正直に言っただけ。

そもそも自分が信じていないことでは、良い仕事ができると考えていないので話が終わってもいいでのですけど。

きっと、その会社はどこかで「Youtube」を作っていると思いますよ。

でも「Youtube」が悪いわけではない

私は「Youtube」を作ることが悪いとは言ってません。「Youtube」は一つのツールですから、それに対して良いも悪いもありません。

あるのは「それをどう活用するか？」これだけです。

だから「Youtube」を作る前には「どう活用するか？」という議論がされてなければいけない。

しかし今は「Youtubeを使えばこんなに上手くいく」という宣伝広告に多くの人が踊らされているので、「Youtubeを作れば上手くいく」と短絡的に考えてしまうわけです。

まず考えなければならないことは何？

それではどんなに素晴らしいツールだって活用できません。

ということは「Youtube」を使っても、その思考パターンではお客さんが戻ってこないことは明らかなのです。始める前から。

だから、そんなところにお金を使うよりも、もっとできることは沢山あるし、そのできることをやってからでも「Youtube」を作るのは遅くないということです。

だから私は「お金の無駄」と言うのです。

そしてその今できることが、実はこれから先に、もしかしたら今回のようなことが起こってもあなたのビジネスが揺らがないようになるためにとても重要なことなのです。

「マーケティング」をしなさい

それを私は「マーケティング」と呼んでいます。

とても地味で、目立たないことが、それが「マーケティング」です。

その地味で目立たないことを、理解して取り組んでいる会社は、影でしっかりと儲けています。

「Youtube」に踊らされることなく「マーケティング」をしている会社になったほうが私はいいと思うのですけどね。

しかしこれを理解する人が少ないから、だから理解している会社は売上を上げて利益が残せるわけですよ。