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1998年の論文が教えることとは?

「情報理論の第一法則は、あらゆる中継器が雑音を倍増しメッセージを半減させる。同じことが、人のマネジメントをせず事業上の意思決定もしないマネジメント階層についていえる。それらの階層は情報の中継機にすぎない。したがって、そのような階層は必要ないということになる」「ネクスト・ソサエティ」より

これは1998年にピーター・ドラッカーが書いた論文の一節です。当時の中間管理職のことを書いた一節ですが、この文章の前には次の文章があります。

「最近、情報の視点から組織改革が行われるようになった。情報を経営資源として捉えるならば、階層の整理が俎上にのぼらざるをえなくなる。マネジメント上の階層のほとんどが何もマネジメントをしていないことが明らかになる。それらの階層は、トップとボトムから届くかすかな信号を増幅しているだけである」

さぁあなたはこの文章を読んで何を感じるだろうか?

私は「テレワーク」が始まった今がまさに、日本の企業はこの文章に書かれているような状態だと考えている。

まさにこの論文に書かれていることが起こっているのだ。

あなたの会社は大丈夫だろうか?

そしてあなたは大丈夫だろうか?

これは、これからの日本の会社には、絶対に考えなければならないテーマ。

ぜひ今週末に考えてください。

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