中古車屋さんの前で私は足を止めた。
しばらく2台の車を見ながら一人つぶやいた。
「なぜこんなに違うのだろう?」
知っている人が見ればわかるのかもしれないけど、私にはその違いがわからない。
その2台の車とは日産のGTR。
それも今のモデル。
一台は980万円、そしてもう一台は580万円。
同じように見える2台なのだが、値段は倍ぐらい違う。
一体何が違うのか?
私には全くわからない。
それ以上に中古車でこんなにするなんてすごい!!
そちらの方が驚きだ!!
きっと買う人がいるのも驚きですけど・・汗。
外から見ると全く同じだけど中身は全然違う。
そんなのよくありますよね。男性ってそういうものが好きです。それって、単純に独りよがり、自己満足の世界を満足させるものです。
まさに趣味の世界。
趣味の世界はどんどん自己満足が、進化していく世界でいいと思います。
しかし、ビジネスは別。
ビジネス、特にマーケティングでは自己満足は敵です。
自己満足のマーケティングなんて無駄なだけです。
だから、マーケティングは絶対に自己満足の世界にしてはいけません。
ではどうするのか?
それはお客さんが見て、
「おもしろい」
とか
「使ってみたい」
とか思えるようなものにするのです。
そのためには、ある意味自社の製品なんでどうでもいい。それよりもお客さんが何を求めているのかを知ることの方が百倍大切。
マーケティングがお客さんに「使ってみたい」と言わせるようにするには
「絶対にお客さんが何を求めているのか」それを知ること。
だからあなたもまずはお客さんが「何を求めているのか」を知ることを第一優先の仕事にしてください。