「今やるべきことは何か?」
「今集中すべきことは何か?」
実はこれがいつでも一番重要な質問なのだ。
そして、その質問に対して的確な答えを出せることができれば、ビジネスはその規模に関わらずうまくいく。
この質問に対して最もやってはいけないことは
失敗することでも
間違った答えを出すことでもない。
失敗はいつでも取り返せる。
間違いは修正すればいい。
しかし上記の質問に対して、自分で自分のやりやすいような答えを出してしまったら・・
それを取り返すことも修正することもできないのだ。
なぜならば、自分のやりやすいことを導き出すのは、
自分がやりにくいこと
自分が苦手とすることをやらないための答えだからだ。
それでビジネスがうまく回るはずがないし、仮に少しばかりうまく行っても必ずそのしっぺ返しは来るのだ。
残念ながら多くの人はそれに気がついていない。
というよりも
無意識のうちに自分に都合の良い答えを導き出しているから、それに気がつくことがないのだ。
そしてそれは我々コンサルタントも同じだ。
目の前のクライアントの、解決しなければならない問題は何か?
何を解決することがクライアントのためになるのか?
それを常に自らに問いかけなければ、コンサルタントの仕事は成立しない。
そして残念なことに、自分に都合の良い答えばかりを導き出すコンサルタントが多いのだ。
その結果・・・・苦しむのはクライアントなのだ。