日本人ってどうしても

「平等」とか「公平」とかが好きですよね。

私が子供の頃には

「１億総中流」という言葉が流行ってましたよ。

みんな横並びが好きなんですよね。

そして多くの人がそれを求めます。

「自分にも同じように」

という発想です。

実は今現在日本のビジネスの多くが

この

「平等」「公平」という名の下に成り立っています。

いや正確にいうと

無理やり成り立たせようとしています。

だから、多くのビジネスが

全ての人を「お客様」として

「平等」に扱おうとするわけです。

たまにテレビで放送されている

「モンスタークレーマー」なんていうのは

まさにその結果生み出されたものです。

あれはある意味において

「平等」「公平」にしようとする

ビジネスサイドが生み出した「モンスター」だと考えます。

私ははっきり言ってしまいますが

「モンスタークレーマー」は

相手にしなければいい。

部下に対応させるのではなく

上司が出て行き「帰ってください」でいいと思います。

それで何かやってきたら

当然の手段に出ればいいだけです。

ただそれをするためには

日本人の中にある「平等」「公平」という

認識を改める必要がある。

そもそも「平等」「公平」なんて存在しない。

そういう態度をきっちりと示すべきです。

そして、それがあなたのビジネスを「差別化」する

重要な第一歩なのです。

あなたのビジネス、あなたの会社には

「平等」「公平」は存在しない。

そう明言する（社外にする時には言葉を変える）ことが

これからの世界で成長する方法です。

そしてそのためには、あなたのビジネス

あなたの会社が

「うちの会社のお客さんはこのような人」と

宣言することなのです。