「それは無理です」
「えッ??本当に!!」
「本当に無理です」
私はちょっと面食らってしまった。
以前の話。
まだ入社して間もないスタッフに
仕事をお願いしようとしていた時のこと。
私自身が少し急いでいたこともあって
説明が少し早口で雑になっていたのだ。
私なりには、きちんとポイントを押さえていたつもりだったが
まだ入ったばかりの新人には
ちょっと難しかったようだ。
相手に動いてもらうために
でも、その人にお願いするしかなかったので
私はもう一度ゆっくりとわかりやすく説明することにした。
「じゃもう一回ゆっくり説明するから聞いてね」
「ハイ」
一通り説明した後に
「今度はわかった?」
「ハイわかりました」
「それじゃお願いしますね」
私は、その人に無事仕事をお願いすることができた。
コミニュケーションとは?
コミュニケーションのポイントは?
私はそう聞かれた間違いなく
「相手に行動してもらうこと」と答える。
どんなに素晴らしい言葉を使っても
相手が行動してくれない限り
そのコミュニケーションは成り立たない。
逆に、言葉が少なくても
相手が行動してくれればOKだ。
コミニュケーションのポイントを考え違いしている人は
多くいますよね。
マーケティングも営業も・・実は・・
実は、マーケティングや営業も
コミュニケーションに通じるところがある。
もしかしたら「通じる」のではなく
コミュニケーションそのものかもしれない。
なぜなら、マーケティングも営業も最終ゴールは
「相手に製品・サービスを購入してもらうこと」だから。
どんなに素晴らしい資料を作っても
どんなに素晴らしいプレゼンをしても
相手がどんなに感動をしても
相手が、あなたの製品やサービスを購入しなければ
それは失敗だから。
「購入する」という「行動」をしてもらわないとなのだ。
だからマーケティングや営業はコミュニケーションなのだ。
あなたは、マーケティングや営業を
コミュニケーションと考えたことがありますか?
もし、コミュニケーションと考えたことがなかったら
一度マーケティングや営業もコミュニケーションの一つであると
定義してみてはいかがでしょうか?
違ったポイントから
今やっていることを見ることができるかもしれませんから。