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AIBOを供養するお寺

AIBOを供養する

100体以上のAIBOが並んでいる。そこはAIBOを供養するお寺。(現在はAIBOからaiboに変わっています)

千葉県いすみ市の日蓮宗光福寺。

それは、そのお寺で行われる葬儀の光景。

もしかしたら、あなたもどこかの記事で読んだことがあるのではないでしょうか?

AIBOはソニーが発売した犬型ロボット。購入された方々はとても愛着が強く本当に家族のように大切にしていた。故障したりして、修理不能になったAIBOには、修理をするところに飼い主さんから手紙がついて届く。

それを見ていた方々が、人と同じようにAIBOも供養する必要があると考えて始めたのだ。AIBOはロボットですけど家族の一員になっているのですね。

そして、お寺もまさかロボットの供養をするとは思っていなかったでしょうね。

AIBOを作る人は「ロボットを作る」とは考えていないでしょうね。もっと別のことを考えているのでしょう。また、AIBOを修理する人も「修理」とは考えていないでしょう。

事業をどのように定義をするのか?

自分の事業をどのように定義するのか?

これによってビジネスが大きく変わります。例えばAIBOも「ロボットを作る」と定義をしたら形も違っていたかもしれません。

AIBOを供養するお寺も、供養するのは「人」と定義をしていたらAIBOの供養はしていなかったかもしれません。

もしかしたら、AIBOの供養をしてから変わったかも?

どちらでもいいのですが、ビジネスの定義を変えることでできることが変わってくるわけです。

ビジネスの定義を少し変えるだけでも、新たなビジネスチャンスを発見する可能性があるわけです。

マーケティングの実例でよくある話。

アメリカの鉄道会社の話。鉄道会社は自分たちの事業を「鉄道事業」と定義した。そのために「物流の主流を自動車、飛行機に奪われた」という話。

もし「鉄道」にこだわらず広く「物流」と定義をしていたら?

アメリカの物流地図が変わっていたかもしれませんよね。

「ビジネスの定義」

これを変えることによって一体何が変わるのか?

それは、今まで限られた世界を見ていた目が、いきなり別の世界を見えるようになる。

そう視界が開けるわけです。そこから新しいビジネスチャンスを見つけられるかもしれません。

あなたもご自分のビジネスの定義を考えてみてはいかがでしょうか?

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