ある部長さんの悩み
「若手が育たないで困っているんです」
とある企業の営業部長さんからそんな話・・というか悩みを聞きましたよ。
「そうなんですか、育たないってどんなことですか?」と私が質問をする。
その部長さんは「営業の成果を出すことができないんですよ」と言う。
「確かに営業の成果を出せないは問題ですよね」そう私が言うか言わないかのうちに
部長さんは「営業マンですから、やはり目標も達成してほしいし。だからと言って少しでも強く言うと辞めちゃうし。一体どうしたらいいかわからなくなってきましたよ」一気に話を続けた。
私「ちょっとお聞きしたいのですが、その若手営業マンは新規開拓をしているのですか?」
部長さん「そうです新規開拓です」
私「それは部長さんも大変ですね」
部長さん「彼らに頑張ってもらわないと営業部の成績もありますから」
私「確かにそうですよね、目標もあるでしょうから。今は目標達成はどのようにしているのですか?」
部長さん「今は、私の持っているお客さんに私が頼んで帳尻を合わせているような状況です」
「なるほど・・」私は言いながら、次の言葉を言うか言わないか迷って、少し間を開けた。
若手が育たない理由は?
「若手が育たない」
「若手が定着しない」
これは、どの企業でも重要な問題ですよね。そして、上記のような話もあるある。
確かに、今の若い人はすぐに辞めるし、仕事に対しての意識も私が若い時のそれとは少し違うと思います。
だからこの部長さんのような気持ちは痛いほどわかりますよ。
でも実はこれは、若い人の問題ではなくて、上記の話は完全にこの「部長さん」の問題であり、会社のマネジメント体制の問題。
発想を変えましょう
だからこの場合であれば、部長さんと若手で立場を逆転させれば簡単に解決できますよ。
イヤイヤ、若手を部長にすると言うことではなくて・・・「担当しているお客さん」「担当している業務」を変えるのです。
それだけで若手は変わります。
そして、部長さんが若手とともに「新規開拓」をするのです。
これだけで、若手は一気に成長するし、目標も達成できるようになります。
これは私が実践してきた方法ですから確実な方法です。
なぜ??
それだけ、若手は成長するのか?
その理由についてはあなたもちょっと考えてください。