つまらないことよりも早く・・
「そんなことグタグタ言ってないで、さっさと実行できる案を考えたほうがいい!!」
今から20年近く前に私が心の中で思ったこと。その時私は、初めてのマネージャーのワールドミーティングに参加したのでした。
実際にはどんなことが話し合われていたのかは忘れてしまったけど、私の前で展開されていたことは、「この製品のコンセプトとは?」とか、「どんなマーケットに向けてのメッセージなのか」など私にとってはとてもつまらないものだった。
私はそれよりも実際にお客さんに対して「何をするのか?」に興味があったし、早くその打ち合わせをしたかった。
でも、そこでは私の期待している話は出なかった・・泣
「何をする」よりも大切なこと?
まぁ、今それを思うと、自分の浅はかさに恥ずかしくなりますが・・汗
実はこれと同じようなことは、私がクライアントと「戦略」について打ち合わせをしている時にもよくあるのです。
どういうことかというと、クライアントは「何をする」ことを考えていることが多いのです。
もちろん、それも大事だし、それを考えたい気持ちもわかる。だからこそ、その「何をする」を無駄にせずに有効に活用するために、その前の「どのようにする」ということが大切になってくる。
この「どのように」という部分が「戦略」であり、「何をする」のは「戦術」なのだ。
日本人は「戦術」が得意?
なぜクライアントは「戦術」ばかりを考えてしまうのか?
それは、日本人が「戦略」を考えるよりも、「戦術」を考えるのが得意だからです。きっとそれまでの教育にも理由があるのでしょうけど、「戦術」を作らせたら日本人が絶対に世界でトップですよ。でも・・・「戦略」を作るのは苦手なんですよね・・・汗。
逆に「戦略」ができてしまうと、そこで活用できる「戦術」は次から次へと出てくるから、一気に成長路線に乗ることもあるわけです。
ここがポイントです!!
「戦略」ができれば一気に・・・
私は、幸いにも前職の時に「戦略」の重要性を痛感したから、「戦略」を作ることを重視する。でもそれを知らなかったら・・・ちょっと怖いです・・汗。
だからこそ、私はこうやってあなたに「戦略の重要性」を伝えているのです。
そしてあなたには絶対に「戦略」を作って欲しい。
それが、あなたのビジネスをさらに成長させる大切なことだから。
もちろん、あなたなら私がここで今さら書かなくても「戦略」を作っていると思いますけど!