「八百屋さんの知識」とは?
今日も昨日の続き。「八百屋さんの差別化」を考えます。
昨日の最後に書いたように、「八百屋さんの差別化」を考えるポイントは「知識」です。でも「知識」と言われても「どんな知識??」と思われるかもしれませんね。
では一体どんな「知識」が差別化になるのでしょうか?
もう少し八百屋さんで考えてみます。「八百屋さんの知識」であれば「野菜」や「果物」についてですね。では八百屋さんが持っている「野菜」や「果物」について知識って、どんなことがあるでしょうか?
差別化できる知識
例えば「新鮮な野菜を見分ける知識」というのはどうですか?
どんな野菜が新鮮なのか?
それを店頭でお客さんに話しながら、新鮮な野菜を選んで販売する。これって簡単なことのように思われますが、お客さんには、良い印象を与えることになりますよ。
どんな良い印象を与えるかというと次の二つのことです。
一つは、「新鮮な野菜を選ぶ方法」を知ることができますね。これはお客さんにとっての知識になります。そしてそれを教えてくれた人というある意味では、「野菜の先生」というポジションを作れます。
もう一つは、今手渡された「野菜」や「果物」は「新鮮なものであるということが証明できる」こと。それはそのお店で提供しているものは、新鮮だという信頼感を作ることができます。
このように、八百屋さんが持っている「知識」を提供することで、お客さんに与える印象が変わって、それが他のお店との違いを生み出すわけです。
その違いが「差別化」ですね。
あなたの会社にある「知識」を探してください
もちろん、これは簡単な例を出しましたけど、それ以外にも色々とあると思います。さらには、これはあなたの会社、あなたのビジネスでも同じことです。あなたの会社、あなたのビジネスでもお客さんに提供できる「知識」があります。
「そんなのない」と思うかもしれませんが意外とあるんです。だからまずはあなたの中にある「知識」を探してください。