今日は先週の土曜日に書いたブログの続き。
先週土曜日のブログの内容は、店舗ビジネスを展開している会社の話。
お店がコロナの影響で、社員のシフトがコロナシフトになった。完全に二つに分けたシフトなので社員の負担が大きい。
コロナも落ち着いてきたから、現場からは通常のシフトに戻してもらえるような提案が社長に上がってきていた。
社長はその話を流していたが、しびれを切らした店長が社長に直談判をした。
その時の社長の対応は?
そして、あなたならどうするのか?
でした・・・。
さてあなたがこの会社の社長ならどうしますか?
はっきり言って、この対応に正解はない。それぞれの社長の考え方がある。問題が発生した時のリスクを考える人もいるだろう。経営という観点からの考えもある。本当に色々な考えがある。
だから絶対的な正解はない。でも直談判にきた店長には何かを言わなければならない。
それが、社員に対するあなたのメッセージになるし、それは今後のことにも影響する。
さぁあなたならなんと言いますか?
私はこう言います。
「わかった、それでは通常シフトに戻そう。何か問題が発生した時には責任は私が取る。コロナ感染が起こらないようにだけは十分に注意をして今以上に頑張ってくれ」
かっこいい台詞ですよね。でもこれはある意味の賭けです。だから、私はこれが絶対に正しいとは言わない。
でも、店長と現場のことを考えると私ならこう言います。
もしかしたらあなたは真逆かもしれません。それも一つの選択です。ただその時には「なぜそうするのか?」その理由は明確にしてください。
そうしないと現場の人には鬱憤が溜まりますから!!
私は上の二つの対応ならば、どちらでも良いと考えます。
しかし、次の対応は絶対にやってはいけない。
それは
「やってもいいけど、私は責任は取らないよ」
この対応です。
あなたは「そんな対応する人はいないよ」そう思うかもしれません。
でも世の中には、この対応をする人が一番多いかもしれませんよ。
では、この対応をされた現場の人はどう思うか?
もうわかりますよね。だからこのパターンだけは絶対にやめましょう。
社長は社員全員を見ることはできません。しかし、社員全員は社長を見てますから。