昨日は「顧客視点」はNGと書きました。結構大胆な意見ですよね。でも、私は昔からそう考えていました。
だから「顧客視点」ではなく、お客さんに「なる」もしくは「なりきる」ことを重視します。
このように書くとすぐに「自社の製品やサービスを使う」となりますが、もちろんそれを否定するつもりはないですが、それでお客さんに「なる」ことはありません。
なぜならば、自社の製品やサービスを使っても、所詮あなたの視点は会社の視点だからです。
ではどうすれば、お客さんに「なる」もしくは「なりきる」ことができるのか?
そのための方法は一つです。
その方法とは・・・徹底的に「お客さんの話を聞く」です。
「えッそれだけ」
そうです、それだけです。
でもお客さんの話を徹底的に聞くのです。「これ使ってどうでしたか?」なんていうチープな会話ではないですよ。もっと深く、深くお客さんの話を聞くのです。
それはそのお客さんについて、根掘り葉掘り聞いていくことです。細かいことから、こんなこと関係ないでしょと思うようなことまで。
そこまで徹底的に聞くとその人に近くなる。そうなると少しずつ見えてきます。
その人が自社の製品やサービスを使ったら
どうなるのか?
何を考えるのか?
などなどが・・・本当に。
そこまで見えてきたらあなたは、お客さんに「なる」ことができますよ。そうやってお客さんに「なる」ことでわかることがあったら、それをあなたのマーケティングに活用するのです。
これが私の考える、お客さんに「なる」「なりきる」ということです。
簡単ですよね。だって話を聞くだけなのですから。でも、そこまでやっていないですよね、
普段は??