「それができるような仕組みを作りましょう」
そうお話をすると多くの人は次のように言われます。
「それだったらもう作ってあります」
そう言われて、紙に書いてあるものがある場合はそれを見せながら、ない場合には口頭で説明をしてくれます。
「これをこうやって、次にこれをやって・・」と。
しかし残念なことに、説明されているのは「仕組み」ではありません。
ではそれは何?
それは実は「仕組み」ではなく「流れ」です。仕事のやり方を「流れ」として(ときにはフローチャートと言いますが)表現しただけのものなのです。
「仕組み」と「流れ」は違います。
「流れ」とは、フローチャートを想像してもらえばわかりやすいですよね。
あくまでも「流れ」であり、それはやり方しか表現されてません。
だから、それを実践する人が違えば、得られる成果が変わってくる可能性があるのです。
しかし「仕組み」とは、「流れ」にプラスして、誰がやっても同じ結果を得ることができる「成果」まで考えて作られているものです。
「流れ」は人によって成果が変わる。
「仕組み」は誰がやっても同じ成果を得る。
これが大きな違いなのです。
私は「マーケティングの仕組み」を作ります。
それは、誰が行っても同じような成果を得ることができる「仕組み」を作ることです。
あなたの会社にあるのは「流れ」ですか?
それとも「仕組み」ですか?