一つずつ直しましょう
「いきなり全ては無理ですよ」
私は後ろからそう言われた。
「一つずつ直していきましょうね」
そう付け加えられた。
「それだけ問題が山積みということですね?」
と私が言うと
「問題は山積みではないですけど
何点か直さないといけないのです」
と言われて、さらに
「でも、全てを一度に直すことはできませんから」
と続けられた。
「確かにそうですよね・・」
私は納得するだけだった。
問題がたくさんあっても・・
以前ゴルフのスイングを直そうと思って
レッスンを受けていた時の会話です。
「一つずつ」とわかってはいるのですけどね・・
せっかちな自分はついつい
全てをよくしようと思ってしまうのです。
一つのことも満足に直ってない中で
他のことにも取り組むと
もうわけがわからない状態になるんですよね。
そんな風に悩んでいる私に対して
コーチが声をかけてくれたわけです。
ビジネスだって同じこと
問題点は、どんなことにもありますよね。
ビジネスにだって、
マーケティング企画だって
営業活動だって
問題点は存在しますよ。
だからその問題点がわかったら修正する必要がある。
しかし、それを修正する時にも
いきなり全てを修正しようとしてはダメだ。
まずは、一つずつ修正していかないと。
あなたはこんな間違いしてませんか?
例えば、
あなたがプロモーションを企画したとしましょう。
それを実施したら、なかなか上手くいった。
でも、あなたはそのプロモーションで4つほど修正した方が
良いポイントを発見した。
だからあなたは、4つとも全て修正をして
再度プロモーションを実施した。
そうしたらなんとあろうことに、
全く上手くいかなかったのだ。
「なぜ??」
でも、その理由がわからない。
だって問題点4つを全て修正したから、
どの修正点が問題なのかがわからないのだ。
直すところは、一度につき一箇所
ゴルフのスイングの話ではないけど
修正する時は一つずつなのだ。
一つずつ修正していけば
上手くいくポイント
上手くいかないポイントがわかるでしょ?
そうすれば、上手くいくポイントだけ残して
上手くいかないポイントは捨てればいいわけ。
これって実は、結構よくある間違いなんですよ。
気がつかないだけで。
もしかしたら、あなたも気がつかないうちに
やってしまっているかもしれませんね??
くれぐれも、修正するのは一回につき一箇所ですよ。
これは絶対的な法則です。