先週のラーメン屋さんの話。
ラーメン屋さんはお客さんを増やすために何をすればよかったのか?
結論を言ってしまうと「宣伝をする」です。
「マジそれだけか??」
あなたに怒られそうですが、それだけです。
確かに「味をよくする」ことは大切です。美味しくないものを食べたいと思う人はいません。でも、誤解を恐れずに書いてしまえば、ある程度の美味しさになったのなら、それを多くの人に教える(お店があることを)ことに力を注ぐことが重要になります。
その「教える」こととはすなわち「宣伝をする」ことです。
またお客さんが求める以上の味の追求は、店主の「自己満足」になってしまう可能性が高いですから。そもそもお客さんはそこまで味の違いを理解しない。
あなただってそうじゃないですか??
ということは、そこまで味にこだわりすぎないということです。(もちろん、これは味に無関心になれということではありません)
「そこにある」ことを知らせる
それよりも、お客さんに「ラーメン屋さんがある」ということを認識してもらうこと大切なのです。
そのためには宣伝をすることが必要になるのです。まずはラーメンを食べにお店に足を運んでもらう。そのためには、何かキャンペーンもやることも必要。ラーメン屋さんにお客さんが足を運んでくれる流れを作るのです。それが、味を改良するよりも先にやることなのです。
ビジネスの場面でも同じこと
これはラーメン屋さんのことを書いていますが、私が多くの人から話を聞く限りでは、ビジネスの場面でも同じようなことが起こっています。
特に自社の製品やサービスに自信を持っている社長は、このラーメン屋さんと同じように、製品やサービスの改良に力を注ぎすぎる傾向があります。
そして、肝心なその製品やサービスを宣伝することがおざなりになる。それではせっかくの素晴らしい製品やサービスも、世の中の役に立ちませんよ。
だって使ってくれる人がいないわけですから。
素晴らしい製品やサービスを持っている社長。
製品やサービスを改良する情熱を、少しだけで、製品やサービスをマーケティングする、セールスすることに力を回してください。