リーダーになれない人がリーダーになる悲劇
「リーダーになれる人となれない人ってある」
私は最近ニュースを見てつくづくそう感じる。リーダーになれない人が、間違ってリーダーになってしまうのはまさにさまざまな意味で悲劇だ。
だからそうならないように、もしあなたがリーダーを選ぶ時には慎重になったほうがいい。
リーダーになれな人のタイプは?
ではどんな人がリーダーになれるのか?
これについては、昔からさまざまなことが言われているが、「リーダーになる人」を考える前に「リーダーになれない人」を考えるとわかりやすい。
少なくとも私がたくさんのリーダーを見てきた中で、「この人はリーダーになれない」と考えるのは次のタイプの人だ。
それはとてもシンプル。
「リーダーになることを望んでいない人」
たったこれだけ。
なぜリーダーになれない人を選ぶ?
特に組織でリーダーを選ぶ時には、ここを絶対に注意しなければならない。
そして多くの組織は「リーダーになれない人」を選ぶ。なぜならば、それの方が誰かに都合がいいからだ。
その誰かは、現在のリーダーかもしれないし、次にリーダーを狙っている人間かもしれない。
時代のスピードに追いつかない
この方式は昭和、せいぜい平成までは通用した。社会がそれを許してくれた。しかし、令和の時代では、それは完全にアウトだ。
そもそもそんな人間をリーダーにしたら、スピードが時代に追いつかない。今後取り残されること間違いなし。
だからこそリーダーは、自分が「リーダーになる」と考えている人間にやらせるべき。もちろんその人間が優れたリーダーになるかは全くの別問題だが、できない人間に期待するよりは、はるかにマシな選択のはずだ。